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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
オーナーへメッセージ

  
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2008年04月12日

真実のとき



SLのViewerの改良やメンテナンスを担当してきたNicholaz Beresfordは4月6日にその仕事を止めることをアナウンスしました。彼の手掛けたViewerは今までのSLのViewerのなかで最もスムーズでバグがなく、メモリーのロスも少ないということで関係者の間では高く評価されていたんです。彼はリンデンラボの従業員ではないけれど、外部の協力者としてボランティアに近い形で貢献してきました。主に発表された公式Viewerをオープンソース用に作り直すことを担当していました。

ある意味で彼はリンデンラボとSLに関してはインサイダーでありながら、それを客観的に見ることのできる立場にいたと言えますね。彼のブログを見れば、ため息まじりの別れの言葉とともに、その事情の一端を窺うことができるでしょう。生の英語で読みたい方は次のURLでどうぞ。

http://nicholaz-beresford.blogspot.com/2008/04/moment-of-truth.html

「下水道に入っていかなければその都市を知っていることにはならない。厨房に立たなければそのレストランを知っているとはいえない。そしてソースコードに分け入っていかなければ、セカンドライフを知ることはできないのだ。」

「かつてある深い洞察を持った人に言われたことは、人々をその言葉ではなくて行動で見なければいけないということだった。(これは「振舞いは言葉よりも大声だ」という金言のバリエーションの一つかもしれない。)

僕はSLのViewerに関して自分がやろうと計画していたことと、実際にやったことのギャップをこれ以上無視することが出来なくなった。前回の僕の書き込みを読み直してもらえば、僕がVersion 1.19に基づいて何かをつくりたいと言っていたことが分るだろう。しかし実際に自分がこの何週間かにやったことはそうではなかった。やりたくなかったのではなくて、1.19.0.RCを最初にちょっと触った後で、時間を使うことをしなかったのだ。

今日ブログのコメントを通じて1.19.1が成功だったと聞いたのでちょっとやってみたが、目新しいソースは何もなく、何人かの人がそれを箱から出して走らせることができないトラブルに見舞われたと聞いて、これが諺にある駱駝の背骨を折った最後の一本の麦わらとなったのだ。振り返ればリンデンラボがオープンソースのパートナー達を、最も簡単な方法でよかったのに助けられず、そのために僕は何度もそれに躓づいて倒れたことがあった。

ここに恰好よく抗議の言葉を書いてもよかったが、ポイントは僕がすべてのやりたいことをするには時間があまりにも少ないということだ。多くのアイデアやプロジェクトが僕の時間を求めて争っている場合には、最も魅力的なものが勝利することになる。

ここんとこ自分自身のビジネスはとってもスリリングな成り行きで、プログラマーの視点から言えば、このことで最も大きく報われる点は、他の人々が発生源になっているエントロピーの増大や全くのカオスと関わりを持たなくていいという点だ。

今でも自分の作ったViewerに関してみんなから建設的なフィードバックをもらっているが、そのようなことがあるにせよ、認めたくはないが公式Viewerの速度をもう一度引っ張り上げるという単純で骨の折れる仕事をするというのは、本当に辛いことだ。

Viewerの仕事では常に幾つかの退屈なコンポーネントを扱わねばならないが、もっと大きなプロジェクトに貢献できたり、他の人々を幸せにするという視点を持てるという意味で報われる部分もある。時間がなかったから自分のやりたいことは最後に回して僕はViewerの問題を修復した、何故ならそれを直したかったし、僕にはそれができたから。

僕が手伝いを始めたころは、リンデンラボの仲間達はちょっと働きすぎな感じがした。だから外部の助け、例えば気心の知れたオープンソースのパートナーやソースコードを扱える人たちによって、Viewerはもっと堅牢で安定したそして滑らかなソフトにさえ変わるだろうと思ったね。

それを僕が実現するのには時間が掛かった。でも、僕のような楽天家にも最後には夜明けが訪れそれは完成した。それはたまたま起きたことではなく、リンデンラボ自身がやったのでもなく、コーディング仲間のコミュニティの貢献のせいでもなかった。というのもリンデンラボはどんどん他者の貢献というものを無視するようになっていたからだ。

コードを書けば喜んで受け取ってもらった時期もあった。だが近頃ではどんどんいいとこ取りされるようになり、たとえクラッシュのような最も基本的で明確な障害を解決するものであっても、ほとんど無視されるようになった。(Graphical User Interfaceの変更のことを指してるのでは全くない)」

明日に続きます。
  

Posted by Sophiee Winkler at 19:52Comments(2)ビジネス