2007年10月17日
難しいコミュニケーション
インターネット上の仮想空間であるセカンド・ライフ、それはRLの拘束から解き放たれた人間の思念が私たちアバターを通じて様々な形で実現される世界なの。でもそれは今のところRLの人間によって操作されているものだから、会話や行動もRLや個々のプレイヤーの性格をそのまま反映したものになるのは当然ですね。
とはいえSLでは色んな事情からそれがストレートに出ないことの方が多いの。RLではおしゃべりしながら、相手の顔色や声の調子で言ってることが本当なのか、相手がどういう心境なのか見当をつけています。でもSLではアバターは今のところ表情が乏しいので、相当親しくならないとチャットしたからといって相手の本心を推し量ることはできません。RLでコミュニケーション下手な人はSLでもやっぱり下手なので、なかなか会話を続けていくことができないの。こっちが一方的におしゃべりしてしまう結果になることもありますね。顔が見えないから自由に話せるなんていうのはウソ。
だから最初は低姿勢で探りをいれるところから始まるの。ものを教えてあげる、教えてもらうという共通の目的があれば簡単だけど、そうでない場合はぎこちない会話になってしまいがち。そういうときに人によっては次々にアニメやLMをあげたり、変身してみせたりするんだけど、これは初心者には逆効果ね。こちらが2,3人いると初心者の人はそれだけでプレッシャー感じちゃうんだから、変なもの見せられると引いてしまうわ。こういう私もフレンチ・メイドやバニーなんかのセクシー衣装で初心者を呆れさせてるのかも。
世の中にはなるべく本音でお話ししたい人と、表面的にサラッと会話して終わらせたい人とがあるのね。それはけっこう個々人のRLでのコミュニケーションのとり方を反映してると思うの。でもある意味情報量というか、伝達の形式が限られてるので、黙っていても、しゃべっていてもその効果が増幅されてしまう。会うとこのブログと同じようなことを投げかけてくる人もいるけど、さすがの私も5分くらいが限度で、膨満感で逃げだすことを考えちゃうの。
いかにも危険な雰囲気を漂わせているけど実はシャイで優しい人とか、可愛いけど性格悪い子とか、破滅的で投げやりだけど凄いクリエーターだとか、RL以上に見抜くのが難しい。でも、そんなことに悩まないでタリラリラーンって受け流してるのが楽かも。真剣すぎると嫌がられちゃうSLっていうか、今の日本の社会なのかしらね。