2007年10月24日
理想のSIM
理想のSIMってどんなのかしら?人によって違うのは当然ね。今の日本人居住区って、大体は平らです。山とか川とか水路とか作っちゃうと、レンタルできる部分が減って、不動産業をやる人は採算が悪化してしまいます。中には海があるけど入っては行けない景色だけの海とか、海岸がなくてSIMの境界が道路で取り囲まれているところも。これは後々別の島と合体させようという構想なんですね。もちろん海や空間を生かした素敵なSIMもあるけれど、主流ではありません。
ビルや店舗を建てるのには平らな土地が便利だけど、住民や観光客にとっては起伏がある方が面白いし、景色もよくて癒やされるわ。外国のSIMには自然が美しくて、雄大な景観のところがたくさんありますね。遠くまで続く緑の大地や高原を眺めていると、SLならではの開放感や爽快感を味わえるの。でもそんなSIMは赤字のはず。きっとお金持ちが道楽でやっているのね。
RLと同じ街並みを再現してあるところもあります。最初は凄いなーって思うけど、でも絶対にRLを超えることはないし、そういうところって大抵は人がいなくて、閑散としてます。美しく、整然としたゴーストタウン。きっと私たちアバターはRLの人間同様とっても飽きっぽいのね。どんなに自然が綺麗で建物が壮麗でも、そんなに何度も訪れないで新しい場所を求めて飛んで行くんだから。
一度も見たことないものだらけの、見たことない景色のSIMがあったとしたら、一通り探検はするけど居心地悪くなってすぐ帰ってくるでしょうね。そして最後には自分のお気に入りの、でも何の特徴のない街で、いつものお友達とチャットして安心するの。明日になれば何を話したのかは忘れてるでしょうけどね。
この間台東区のミニ浅草の寺カフェの丸いカウンターが忽然と消えてしまっただけで、大騒ぎした私たち。新しいものを求めてSLを始めたのに、一方では変わらないものを求めているの。SLでは毎日いろんなことが起きるけど、きっと一番おかしくて変なのは私たち自身なのね。