2008年06月18日
新しい世界(その5)

「それから僕はCentralGridに戻った。そこをHomeに設定していたが、トラブルでログインできなかった。何かがウェイティング中だというメッセージが表示され、その解決法というのが結構ややこしいものだった。それで目的地をCentralGridのSandboxに変更したら、今度はうまくいった。OpenLifeのときと同じように自分のアバターの見掛けを調整した。しかし、ベースとなるソフトウェアがOpenLifeと同じだから、結果は惨めなものだった。君がSLで出会ったとしても同じDanton Sidewaysだと認識できはしまい。
CentralGridにTPしてMoonbeam simに着いた。そこで僕は別のアバターが空中に引っ掛かっているのを見つけて驚いた。そのとき僕はクラッシュした。もう一度ログインしたらRuthの姿になっていたので持ち物を覗いてBody partsと衣服を一つずつ装着しなければならなかった。身繕いがすんでから僕はさっきのアバターを探し、Happi Homewoodを見つけた。彼は多層階のショッピングセンター作っているところだった。彼はCentralGrdが仮想通貨を採用した場合に備えて準備はできていると言った。僕は彼をすぐに見つけられるように彼に友人になるリクエストを送って、彼はそれを受け入れた。これが僕のCentralGridにおける最近の行動だ。
大事なことを忘れていたが、もう一つOpenSimのGridに旅をしていたんだ。ウェブでOSGrid とOSGrid Forumへのリンクを見つけた。これはかなり大きな活発なコミュニティーだ。例によってSLViewerのためのショートカットをつくり、Danton SidewaysとしてログインしWright Plazaに降り立った。お定まりの概観の調整と衣服の装着を済ませて、僕はSimの探検を始めた。
僕はかなり複雑でカラフルなつくりで、植物が一杯あるSLで典型的に見られる景色を見つけて嬉しかった。一つのSIMに数人のアバターがうろついていた。僕はPaulie Femtoに近づいていってしばらくチャットをした。彼は僕によければ彼のCameo BeachのSIMにあるSandboxを使っていいと言ってくれた。彼のSIMは彼の自宅のコンピュータによって動いており、それがOSGrid に接続しているのだ。彼はSIMを毎曜日24時間開きっぱなしにするようにしていると言った。彼はまたOSGridのための接続自由なIRCチャネルについて語った。これに僕は大きく惹き付けられた。この何年かそのことを耳にしていたが、IRCチャネルを実際に使う機会はなかった。これは僕にとって大きなチャンスかもしれない。」
IRCチャネルって良く知らないけど簡単に言うとインターネットを利用した簡単なチャットシステムだとか。と、いうことでDanton SidewaysのOpenGridの探検も唐突に終わってしまいました。まあ、生まれたばかりのOpenGridには相応しい終わり方かもしれないですね。
途中で挿入された何だか生々しいOpenGrid創世の経緯に比べて、Grid自身はまだまだ未熟児のような頼りない状態です。でもアメリカ人にとっては西部開拓時代を彷彿とさせて魅力があるんでしょう。私はこんな不毛の大地には住みたくないけど、ゼロから物事を組み立てて、作っていくということに喜びを感じる人にはうってつけかもしれません。
訳していて画像がないのが寂しかったけど、昔お友達のトントンが自分で島を買った直後に招待してもらったときのことを思い出してました。そこは海と山しかなくて土地はむき出しで、出来ることといったら歩いたり飛んだりすることくらいでしたね。
OpenGridがこんな具合だと今のところSLの脅威にはなりえないけど、1カ月$295の管理費を掛けずに自宅にサーバーを置いて楽しめるというのがポイントですね。SLと同じように自由にモノづくりができるようになれば、SL内で広大なSIMを持つことの意味は薄れてくるかもしれません。一家に一つ広大な仮想空間が低コストで設置されているというのが新しい時代のスタンダードになるかもしれない。これからどういう方向にいくのか分からないけれど、この開拓のうねりを止めることはできそうにありませんね。
私がSL内の自宅の庭で七輪に金網を載せて秋刀魚を焼いたり、レトロなベンチを作って喜んでいる間にも、世の中はどんどん発展していってるんだなって実感しました。