2008年06月09日
リンデンの収入(その2)
昨日の続きです。収入とは違いますが、SLの統計には”Total L$ Supply (L$): 5,032,162,303 ”なんていうデータがありますね。これは今までにリンデンラボが発行したリンデンドルから既にUS$に換金されてしまった残りの金額を引いたもの、つまりSLの中に出回っていて、個々のアカウントに保持されているリンデンドルの総和ですね。マネーサプライと言った方がいいのかもしれません。
L$5,032,162,303 =US$27,348,708=2,871,614,357円 ですから、これはたまたまですが過去の1年間分くらいのリンデンラボの収入と同じくらいの金額ですね。約29億円、すごいですね。
もし、今リンデンラボが突然会社をたたんでトンズラ(まあ、私としたことがお下品な言葉ですね)すると儲かる金額です。つまりこのお金は既にリンデンラボがUS$として手に入れたお金で、それがアカウントからの返還請求権としてSLの中に存在しているわけですね。
まあ、トンズラしなくてもある日突然、「リンデンドルはUS$に換金できないことになりました。」って宣言すればいいんですね。リンデンラボはそうしないとしても、それを引き継いだ投資家はこれを「「返さなければいけないお金」と考えるか、「踏み倒してもいい借金」と考えるかは全く分りません。
マネーサプライはRLでは経済の発展を表す重要な指標です。景気がいいときは沢山の人が借り入れをしてお金を投資したり、消費したりしますから、通貨の供給量は増えます。不景気の時は逆です。日銀はこの数字にちょっと修正を加えたものを見ていて、経済の沈滞や過熱に応じて供給量を調節するというのが建前です。
でもリンデンラボは多分そういう意識はないでしょうね。もし将来多くの人がSLに見切りをつけて、お金をUS$に代えて撤退すると、このL$Supplyの数字は減っていきます。その意味では私たちにとっても注目すべき数字なんです。