2009年07月29日
ビルダーボット(2)
昨日登場したCryolifeというのが正体が不明です。まず、米国にある医療関係の企業で同名のものがあることは確かです。人体を冷凍保存して何十年後かに医療が進歩した状態で復活させて治療するなんていうお題目で高額なお金を取って契約を結んでいるようです。大リーガーでも契約している人がいるとか。秦の始皇帝が求めた不老不死の薬みたいな話で、何千年たっても人間は変らないということです。
Cryolifeの裏の姿は死体から皮膚や腱といった人体のパーツをとって、医療用に売るという加工業者です。どうやって死体を手に入れるのかは不明です。まあ行き倒れとか、引き取り手のない外国人犯罪者とかでしょう。彼等は「製品」と表現しています。死者の皮膚や臓器を利用するという発想はナチスのお得意ですから、欧米にはその辺から脈々と受け継がれたものがあるのかもしれない。別に日本に「もったいない」を学ぶ必要はないんですね。
Cryoというのは極低温を意味する接頭辞で、音楽関係ではクライオ処理なんていう言葉があります。なんでも、管楽器やオーディオのケーブルを極低温処理をして分子配列を変えると音がよくなるという触れ込みですが、馬鹿を騙すタネは尽きないといったところです。どういう理屈で音がよくなるのでしょうか?クライオ処理をしても音がよくならないとクレームする人にはこう言えばいいのです。「それは貴方の感性が研ぎ澄まされていないからです。」なんて。人間もクライオ処理すると頭よくなるとか言えばお受験ママが引っ掛かってくるかも。
さて、SLにおけるCryolifeはそれらとは違うけれども、恐らくニュアンスとしては似かよっていると思います。Xstreetにはさすがに売っていないみたい。ここからは推測ですが、多分他人の作ったものをまるで冷凍加工するように、出所が分からないパーツにまで分解してそれを売り買いしている、そんなことが出来るソフトなのではないでしょうか?一説によるとそれはプログラムではなくてビューワーなのだというのがあります。ビューワーもプログラムだろうから、よく意味はわからないけど。
さて、二人の会話に戻りましょう。
NY:「フーム、よくは分かっていないんだが、クライアントのデザインした特別なコピー機みたいなもので、Bug Islandあたりでたむろしている奴等が使ってるのは分かっている。明らかにコピーしたものを持ってるから。そいつらには “Nobody“っていうクリエーターが付いている。俺は無駄だと思うが2週間ほど前にSIM管理者に通報していおいたぜ。」
PM:「彼等はどこでCryolifeを手に入れたんだろう?」
NY:「それは凶悪犯にどこで銃を買うのか尋ねるみたいな話しで、意味ないだろう。」
PM:「要するにあんたはすでに多くのコピーツールが出回っていると言いたいんだね。」
NY:「フ~ム、俺はちょっとした考えの取っ掛かりを話してやっただけで、ドンピシャで何かを指摘したんではないぜ。」
PM:「どうしてRezzableの連中はBuilder Botをリリースするなんていうことを明らかにするんだろう?みんなから嫌がられるだけなのに。」
NY:「Rezzableにアドバイスすることはあるか?っていうさっきの質問に対するのと同じ答えだな。おれが作ったんじゃないから、分からんよ。」
PM:「彼等は実際にはテロリストなのかもね。あるいは彼等はProkofy Nevaの『公式の敵リスト』に載せてもらいたいのかな?」
NY:「どーだかね。ま、俺は載せてもらいたいけど載ったことはないな。SLUの奴はCEOのRightAsRainは利己的であまり良い奴とはいえないって言ってたぜ。」
PM:「この問題についてリンデンラボは何か手を打つのかなぁ?」
NY:「多分何もしないだろう。リンデンラボは以前アカウントの売買を禁じたが、でもAnshe (Chan?)はそれをどういうわけか広告してたし、昔はやってたしな。」
PM:「もう一つだけ質問があるんだけど、あんたはこれからもSLでものを売ったり、作ったりし続けるつもりでいるの?でなきゃ、Builder Botがあんたの船の帆から風を奪ってしまって、商売上がったりということになるのかな?」
NY:「Port Obelloは常に開いているさ。」
PM:「じゃあ、『前CopyBot 販売者はBuilder Botの脅威を肩を竦めてやり過ごし、今まで通り海賊のアクセサリーを売り続けました、おしまい。』ってことでいいかな?」
PM:「へ、違うね。『今まで通り海賊をやり続けました。』っていうんだよ。」
蛇の道はヘビということで前科者にインタビューしてみたのですが、決定的なところは語ってもらえませんでした。まあ、記者に話せばそのままブログになるのですから、答える方ものらりくらりとはぐらかしていますね。そういう意味ではわざと噛みあわない会話にしている面はあります。さて、残るはBuilder Botの生みの親であるRightAsRainですね。でもこの文章が長いのよ。