2009年07月31日
ビルダーボット(4)
さて、新世代のCopy Botについてでしたね。それこそがCryolifeとかVlifeとか呼ばれるものなんです。
大きな特長としては、旧世代とは異なりアバターが装着しているものまでコピーできてしまうこと、アバターを丸ごとコピーするのに何十秒しか掛からないということです。
それからこれらのViewerはオープンソースではありません。つまりlibsecondlifeの系譜とは異なるということですね。これ以上は勝手に変更を加えることができなくなっています。
これらは使用者の名前やIPアドレスを隠してサーバーにアプローチすることはできません。したがってこれを使って違反行為を行い名前を検知されるとBanされてしまいますが、逆にShooped LifeのようにShooped Lifeを使ったというだけでBan されるということにはなりません。ではBanされたあとどうするのか? 実はIPアドレスを改変するテクニックというものが存在するので、それと別アカによって、Banされても何度でもSLに戻ってくるということが行なわれているようです。Macならできるとか。
Cryolifeの改良版がVlifeと言われていて、これはCryolifeの開発者が修正を加えたということでしょう。Vlifeは特別なグループによって使われており、部外者が手に入れることは難しそうです。実際、コピー常習者のうちのほとんどの者がShooped Lifeを使っているのです。
Cryolifeは取り扱いが難しく、多くのウィルスがオマケについてくるということがあります。それはまるで名称上の本家であるRLのCryolife社が扱っている人体パーツを不用意に利用したらなにか感染してしまうかもしれないというのに似ています。
もちろんCryolifeの製品でそういう医療事故が起きているということではなくて、私の記憶のうちで、死者から採った脳の乾燥硬膜がクロイツフェルト・ヤコブ病の原因になったという事象が呼び覚まされたということにすぎません。実際にはドイツのB・ブラウン社がつくったものでした。
さて、色々あるCopy Botのうち何が一番いいのでしょうか?いいというのは変な表現だけど。Emerald Viewerというものがあって、これが一番いいらしいのですが詳細は不明です。分かっているのは、Emarald Viewerを使えば、他のアバターが何のViewerを使ったログインしているかが分かるそうなんです。それによって自分の土地に現れたある特定のViewerの使用者をBanしてしまえるとか。でも24時間張り番をしていることはできないので、実質的には防衛はできないのではないでしょうか?もちろんこれもCopy Botとして使えるのですが。これについてはまた別の機会に調べて見たいと思います。
断片的な情報を集めただけですが、ただCopy Botの影に怯えているだけだったときと比べて、随分いろんなことが分かってきましたね。纏めてみると、
「Copy Botはある種のViewerだった。第一世代ではテクスチャーのコピーしかできなかった。それを巡ってリンデンラボと違法行為を行なう者たちの間ではさまざまな暗闘があった。原則的にはリンデンラボは事前の取締りを諦め、個別に事後的に対処することしか出来ないものの、散発的に掃討作戦も行なっている。そのために巻き添えを食う者もいる。しかし別の系譜の強力な第二世代が登場してきた。これは人々の噂のなかでCopy Bot2と呼ばれていたものに相当すると思われる。具体的にはそれらはCryolife とVlifeであるが、入手も取り扱いも難しい。」
ということになります。
このような状況のなか、新たにBuilder Botが登場しようとしているわけです。これでBuilder Botの実態を探る準備はできたのかな?
でも、Builder Botに話を移す前に、他人の書いたものをただ訳しているだけでは意味がないので、自分自身であのNimrod Yaffleのアジトを訪ねてみることにしました。最初それは別のGridにあるはずだと思っていたのですが、彼がインタビューに答えている口振りや、リンデンラボが摘発を半ば諦めていることから、ひょっとすると彼はまだSLにいるのではないかと思ったからです。つまり彼はBanされたときには別の名前を使っていたということですね。


検索で簡単に見つかりました。彼はSLの住民としてPort Obelloという海賊のアクセサリーを売る店を持っていますし、また自分自身の名前をつけたSimも所有しています。ここを見ると人からものを盗んでいるくらいだから、クリエーターとして建物のデザインの腕は大したことはないような気がする。店から外には出られないようになっていますが、無理やり出てみると、早速インディアン風のガードマンのようなお兄さんが飛んできました。名前を見られて私の商品までコピーされてはかなわないので、さっさと引上げることにして短い探検は終わりました。

次回はいよいよ題名の通り、Builer Botについてです。
P.S. Vertical Viewer とGreenlife Emerald Viewer というものがSecondlife Wiki にも3rdパーティの製作として取り上げられています。ですからCopy Botそのものではなくて、これをベースに何かを組み合わせて使うものと推測されます。
http://wiki.secondlife.com/wiki/Alternate_viewers
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