2008年07月16日
Botsの使い方
Robotsを短くしてBotsと呼んでいるのですが、英単語としてはハエの幼虫のことも意味しますので、英語圏の人が使う場合そのイメージが頭の片隅に残っているでしょう。うじゃうじゃ蠢いているって感じ。マトリックスでエージェント・スミスがうじゃうじゃっていうのも潜在意識にはマッチしているわけ。
要するにメインのアカウントの他に別のアカウントを作って動かしているわけですが、それが同じIPアドレスのPCからか、別のPCからかは特に区別はしてないでしょう。アバターを操る人間は普通は脳は1つで手は2本なので、同時に複数のアバターを動かすのは至難の業ですね。そんなことやっている人をRLで観察すれば、とっても滑稽に見えるでしょう。
厳密に言えば、メインのアカウントと同じように動き、別の人格というかアバター格を持って活動していれば「別アカウント」でしょうし、キャンプのようにひたすら作業をやらせてたり、放置していたりするのはBotsという語感にぴったりですね。
さてBotsは何のために存在するかですが、通常はアバターの数を水増しするのに使われます。お店やってる人がキャンプを設置したけれど、自分で作ったアバターを座らせておいた方が得だと思いついて、一杯作ってタダでトラフィックを稼ごうという場合がありますね。真偽は不明ですが、リンデンラボも同じようにBotsの軍団を使って直近のログインアカウント数や同時ログインアカウント数を増やすのに使っているという嫌疑が掛けられているんですね。
有罪の証拠も無罪の証明もないので、この問題はこれからも延々と蒸し返されていくでしょう。で、Zee Lindenのように単位時間当たりの取引数や額が変わっていないから、Botsは増殖していないという主張もあれば、自分で作ったBotsの数は分かっているので、必要な場合にはその分補正して計算しているんじゃないのというように、不信の連鎖は続いていくわけです。
まあこういう使い方が一般的には行われているんだけど、Botsをそれ以外にも使うことはありますね。私は別に土地のオーナーではないのでBotsでトラフィックを底上げするという意図は持っていません。でも別アカはいっぱい持っています。一つには別のアバターとして行動したいというときがありますね。思いっきり自分勝手で愛想の悪いアバターとして振舞いたいときとか。怪しげな場所に足を踏み入れたいときとかね。
他には別アカを金庫や倉庫として使う手もあります。メインアカウントにお金を一杯持たせておくと、ひょっとして悪意のあるアプリケーションに引っ掛かって盗まれてしまうかもしれません。だから別アカにお金を持たせておいて、これは行動させずにメインのアカウントの執事のように必要に応じてお金を供給する役目にするんです。それから作ったものが何かの間違いでアカウントごと消えてしまうことだってありえるので、大事なものは別アカウントにもコピーして持たせておくというように使っています。だって何の前触れもなくBanされちゃうことだってあるわけだから、必要最小限の保険だと思うんです。
複数のアバターで使う商品のデモなんか撮影するときにも別アカは便利ですね。友達呼び出してモデルになってもらうのも大変だし、別アカなら衣裳も自由自在ですね。
リンデンラボがBotsを使用していると仮定して、それは様々な数値をよくするためのものですが、一般のユーザーが別アカを持っている場合は逆に働いてしまうことがありますね。沢山作るだけ作って、結局同時に動かすのは2体だけだったりすると、過去60日間のログイン数が人口に占める割合が下がってしまう方向にいくでしょう。
そもそも仮想の世界で人間を模したアバターを動かしていること自体相当にバーチャルなんですが、それだけでは足りずにBotsを沢山作って仮想の仮想を行っているなんて、何だか儚いですね。だから開き直って、どうせ仮想の世界なんだからそれを偽装して何が悪いの?、RLのお肉が偽装なのにそれがSLで本物だったら却っておかしいでしょって言えちゃうんだけど。少なくともRLで悪いとされていることはSLでも悪いことなので、正確にどれだけがBotsや別アカなのか明らかにすることが多くの住民やこれから住民になろうとする人を欺かないために必要なことだと思います。
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